はじめに
秋から冬にかけて気になるのは冷えやむくみ。
唯でさえ、底冷えするような寒さなのに、冷え性の人は特につらい季節ですよね。
- 足先の感覚がなくなってくる
- 夜、足が冷えて眠れない
- 冷えからくるむくみに悩まされている
- むくんでブーツの脱ぎ履きが面倒
冷えやむくみから来る悩みは女性にとって死活問題です!
そんな寒い時期の定番の悩みは、その要因を突き止めてみると血行不良に行き着くことが多いのはお気付きですか?
健康を語る上で欠かせない血行は、美容や過ごしやすい健康体を作る上でも最重要項目です。
今回はそんな血行について、実態を学んでいきましょう!
動脈と静脈
心臓から押し出された動脈は高い圧力がかかっているため、血管壁が厚く丈夫な構造をしており、丈夫なゴム管のような形状をしています。
これは、動脈には外膜、中膜、内膜、内腔が存在しているためです。
内膜にも内弾性板と内皮細胞の層に分かれており、非常に壁が分厚い血管であることが分かります。
また、重力に逆らい心臓へ押し戻ろうとする静脈は逆流するのを防ぐための弁が存在し、その壁は動脈とは異なり、薄っぺらく、脆い形状をしています。
※「肺循環」は空気中の酸素を取り入れ、体内における二酸化炭素などの炭酸ガスを体外に放出する、所謂呼吸のことです。
血行は健康や美容を維持するだけでなく、生命活動の要になる存在です。
健康トラブルや美容トラブルに悩んだ時、表面の問題を捉えがちですが、どんな健康不良状態も美容に関わる問題も血行なくして語ることは出来ません。
すなわち、血行を健やかに保つことがとても重要であり、血液の役割を遂行できる状態にしておかなければなりません。
血行の実態について学んだ後は、次回、血行が滞ってしまう原因や血行不良から来る弊害を取り上げ、学んでいきたいと思います。
参考:
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