はじめに

紫外線や加齢など様々な要因によって顔の印象を老けさせてしまう二本のシワ、ほうれい線。

今回はその要因を掘り下げて「なぜ、ほうれい線の発生に結びつくのか」を詳しくご説明します。

夏場、太陽に愛されていたと勘違いして秋を迎えると、実は肌が攻撃されてシワシワになってしまったなんて笑えません。

 houreisen.jpg

あなたの肌を守るのはあなた自身です。

 ほうれい線が出現するメカニズム

ほうれい線が出現するメカニズムのキーワードは、

  • 肌の弾力性の低下
  • 表情筋の衰え
  • 乾燥
以上の三つです。

メカニズムに関わるそれらが発生する要因は、外的要因で言うと、

  • ストレス
  • 紫外線
  • 喫煙
内的要因で言うと、

  • 栄養バランスの偏った食生活
  • ビタミンC不足
  • コラーゲン不足
  • 運動不足
  • 睡眠不足
これらが挙げられます。 

今回は内的要因のコラーゲンを取り上げて詳しく解説していきます。

 ほうれい線とコラーゲンの関係 

体の構成物質であるコラーゲンはタンパク質の一つであり、筋肉、骨、内臓、関節、血管壁、眼、髪などのあらゆる組織に含まれています。

特に、皮膚の真皮層では約7割をコラーゲンが占めており、皮膚の主要成分です。
 skin.gif
真皮の細胞同士を繊維状に接着させ、立体的な構成に働きかけるコラーゲンは肌に弾力や柔軟性を与え、肌の保水力に働きかけるヒアルロン酸を支える役割があります。

正常なターンオーバーであり、コラーゲンとヒアルロン酸が十分な肌は、弾力性に富み、みずみずしく潤うのです。


注意

  • しかし、コラーゲンが減少してしまうと、支えられていたヒアルロン酸も比例して減少し、肌のハリや弾力を失うだけでなく、水分量も低下してしまうため、肌の弛みと乾燥が一気に押し寄せ、ほうれい線が出現してしまいます。 9b258186ff1da5a9bb57924792b2d8ac.jpg

コラーゲンが減少してしまう理由は何でしょうか。

年齢を重ねるとともに減っていくコラーゲンは、乳児の持つコラーゲン量を100%だとすると、40代ではその60%にまで減少してしまいます。

ですが、加齢だけが、コラーゲンの減少理由ではありません。 

一つ目に、紫外線があります。

一年中、気候条件に関係なく降り注ぐUV-A波によって、真皮層のコラーゲンが破壊されてしまいます。二つ目に、コラーゲンの糖化です。


ポイント

  • 紫外線や糖質の過剰摂取によって、タンパク質であるコラーゲンと糖分が結合する糖化が起きてしまいます。


糖化したコラーゲンは硬化してしまい、肌のハリや弾力は失われていくのです。

さらに、糖化による老化物質AGEsが生成され、肌の老化を進めるだけでなく、肌自体を黄ぐすませてしまいます。このAGEsは一度生成されると分解が出来ない厄介な物質。

ほうれい線の出現環境を整えるだけでなく、AGEsを発生させる糖化には注意が必要でしょう。

三つ目に、肌の水分不足です。真皮層の水分量が不足してしまうことでコラーゲンの立体構造が崩れ、組織の形式を保つ働きが低下します。

ハリや弾力が失われ、肌の弛みを引き起こすだけでなく、角質層自体も水分不足になり、皮膚が乾燥してしまうのです。


ポイント

  • 乾燥は肌の新陳代謝を低下させ、ほうれい線を出現、悪化させてしまいます。コラーゲンの減少は、ほうれい線の出現に直結してしまうのです。

 まとめ

何故、この成分を摂っているのか、何故この栄養素を摂らなければならないのかを理解して食生活を考えてみると、肌質が変わっていくのを実感するはずです。
DG016_L.jpg