はじめに
日々の生活習慣や食生活で体の健康は左右されます。
あなたの体は健康だと言い切れますか?
毎日の生活の中でどれほど健康に気を遣っていますか?
今回は生活習慣や食生活から起こり得る病気の一つ「糖尿病」についてお話していきます。
糖尿病になりやすい人の生活習慣〜肥満〜
糖尿病が発症する原因に日頃の生活習慣が深く関わります。
遺伝的素因に環境因子が加わることで、糖尿病になってしまうからです。
―糖尿病になりやすい人の生活習慣とは一体どのようなものでしょうか。
その一つに肥満があります。
肥満によりインスリンの血糖を下げる能力が低下し、低下した能力分をカバーするために、更なるインスリン分泌が必要になります。
膵臓のβ細胞がインスリンの増産に働き、インスリンが大量に分泌されると、高インスリン血症を招きます。
そして、インスリンの感受性低下や細胞組織による受け入れがスムーズにいかないインスリン抵抗性が現れ、高血糖を引き起こすのです。
ポイント
- この状況を正常化するために膵臓が働きかけますが、β細胞に異常が起き、インスリン分泌不足に繋がってしまい、糖尿病が発症・重症化し、同時に動脈硬化になりやすく、あらゆる生活習慣病が発症しやすくなるのです。
では、肥満とはどの程度の状態でしょうか。
摂取エネルギー>消費エネルギーの構図が起き、余分なエネルギーが体脂肪として必要以上に蓄積された状態が肥満です。
一般的に、ボディーマス指数(BMI)を使って肥満の程度を測定する方法がありますので、活用してみましょう。
ポイント
- BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算され、割り出されたBMI値が20から24に相当する体重が健康的な標準体重とされています。
つまり、BMI値が25を超えた場合、肥満とされ、糖尿病になりやすいと言えるでしょう。
あなたのBMI値はいくつですか??
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