はじめに

生活習慣病の一つと言われている糖尿病。

特に、日本人は糖尿病になりやすい遺伝子素因を有しています。

あなたは糖尿病になりやすい環境素因を有していませんか?

今回は「糖尿病になった場合の食事制限」を詳しく解説していきます。

 1104170420541012.jpg

 糖尿病になった場合の食事制限

もし糖尿病になってしまったら、真っ先に取り組みたい治療方法が食事制限です。

インスリンの不足または欠乏が体内で起こっている状態の糖尿病。


注意

  • 摂取したブドウ糖が細胞に栄養分と与えられず、血液中に余分なブドウ糖が溢れかえる高血糖状態を放置すると、恐ろしい合併症を招きかねません。


ですから、各細胞に栄養を届け、体内環境を少しでも改善するために食事療法が大切なのです。

 obesity.jpg

 まず、自分の標準体重を知ることから始まります。


標準体重は健康でいるために最も適した体重です。

人によって筋肉量などの個人差があるため、標準値を守れと言うことではなく、一つの目安に考えて下さい。

ポイント

  • 標準体重(kg)は「22×身長(m)×身長(m)」で求めることが出来ます。


次に、一日に体が必要なカロリーを標準体重に25kcalから30kcalを掛けて求めます。


ヒント

  • 人により一日の運動量が変わってきますので、よく体を動かす方は30kcalで設定すると良いでしょう。


そして、本題の食事制限の方法です。一日の必要カロリーを三回以上に分け、朝食・昼食・夕食・間食とします。

一度に多く食事をせずに、一回の食事量を少なめに回数を分けることが健康的であり、理想的でしょう。


ポイント

  • 理想的な摂取栄養素の配分は、必要カロリーの50%程度を糖質、15%程度をタンパク質、20%程度を脂質とし、ビタミンやミネラルと栄養素も欠かさないようにしましょう。

食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにし、コレステロールを体外に排出する効果があるので、積極的に摂取したい食品です。

必ず、摂取カロリーを必要カロリー内に抑え、栄養分を必要量摂ることが一番大事なのです。

 また、糖尿病患者の方は摂取を控えるべき食品があります。


  • 血糖値を急激に上昇させる砂糖
  • 高血圧の原因となる塩分
  • 悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化の原因となる動物性脂肪
  • カロリーが高く、栄養素が含まれていない、アルコール類
これらの摂取は注意が必要です。

食事は、満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防ぐためにもよく噛み、ゆっくりと時間をかけましょう。

日本糖尿病学会が発行している食品交換表を利用し、食事の献立を考えることも大事です。

 img12_5.jpg
このように食事制限をした食生活は、糖尿病を患っていない人でも実践することで、健康的な生活が送れる理想的な食事方法です。