はじめに

健康に歳を重ねていく上で考えなくてはならないのが、必要な成分や物質のこと。

加齢とともに、分泌や生成が低下していくものが殆どです。

中でも、美しさを保つ上で欠かせない成長ホルモンの分泌に関わるアミノ酸、アルギニンは健康と美容の2つの鍵を握っています。

そんなアルギニンについて詳しく解説していきます。

 アルギニン不足による弊害

成人には準必須アミノ酸、成長期の子供には必須アミノ酸であるアルギニンが体内で不足すると、様々な弊害がもたらされます。

  • 成長ホルモンの分泌
  • 一酸化窒素の生成
  • 糖化抑制
  • 免疫強化
  • アンモニア解毒
これらの体内におけるアルギニンの様々な働きが滞ってしまうことは、全身に支障をきたしかねません。

例えば、アルギニンの不足によって、

 【成長ホルモンの分泌が正常に働かない場合】


脳下垂体での成長ホルモンの分泌量が減少し、全身の新陳代謝が低下します。これにより、

  • 免疫力や筋力の低下
  • 体脂肪の増加
  • 骨密度の低下
  • (子供に至っては)成長の阻害
これらを引き起こします。

さらには、

  • 強い疲労感や倦怠感
  • 意欲の低下
  • 情緒不安定
そして、場合よっては鬱症状の発症を招くことがあります。成長ホルモンは言わば、老化防止に強力な物質です。

アルギニン不足によるホルモンの分泌異常は、老化と老化現象による弊害をもたらします。

 【一酸化窒素の生成が出来ない場合】


健康な血行に不可欠な一酸化窒素が生成されないと、血管の拡張を妨げ、血液硬化が進み、血行不良になります。

血行不良により、全身に血が行き渡らず、新陳代謝は低下し、

  • 冷え
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛
  • 不眠
  • めまい
  • 動悸
などの症状が見られ、動脈硬化や高血圧などの病気を引き起こしかねません。

また、一酸化窒素の抗酸化作用低下により、老化の原因である活性酸素を除去できず、身体を体内から酸化させて老化を進めます。

これにより、

  • 記憶力の低下
  • 痴呆
  • 骨粗しょう症
  • 胃潰瘍
  • 肝障害
などの老化病を発症しやすくしてしまいます。


注意

  • 他、糖化抑制が出来ない場合、糖化物が体内に蓄積され、活性酸素などの身体に損害を与える物質が次々に生み出されますし、体内のアンモニアが解毒出来ない場合、脳神経細胞に悪影響をもたらし、老化に拍車をかけてしまいます。

アルギニンの不足は、老化を進行させ、身体の抵抗力を低下させ、老化病や生活習慣病、感染病に抵抗しうる免疫力も低下させてしまい、健康維持に障害をもたらす原因になりかねません。